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テレビで紹介されるなど、スーパーフードとしてご存じの方も多いかもしれません。今回は、「ザクロ」の栄養について、紹介していきます。
ザクロの歴史は古く、古代ギリシャから健康や美容に良いとされ、多くの人が好んで食べていたと言われています。ただ日本では食用よりも花を楽しむ観賞用として主に栽培されています。「紅一点」という言葉は、緑が生い茂る中に、ただ一輪、鮮やかに咲くザクロの花の様子から生まれました。初夏に神社や公園に行くと、鮮やかなオレンジ色のザクロの花が見れるかもしれません。
日本ではあまり食べる習慣はないザクロですが、その種子の多い姿から子孫繁栄や健康を願う女性に古くから好まれ、「女性の果実」と呼ばれています。クレオパトラや楊貴妃も愛したとされるザクロには、実際に女性に嬉しい効果が多く報告されています。
ザクロの栄養を見ていきましょう。ザクロはビタミンC、カリウム、クエン酸、ポリフェノールを豊富に含みます。
初めにビタミンCについてです。ビタミンCは皮膚や細胞のコラーゲンを作るために不可欠な成分で、歯や骨などを正常に保つ効果があります。ほかにも、皮膚のメラニン色素の生成を抑えることでシミや日焼けを防ぎます。さらにビタミンCは抗酸化作用をもち、活性酸素から守ってくれます。活性酸素が増えると細胞が傷つけられ病気にかかりやすくなります。ストレスの多い方や煙草を吸う方は活性酸素が多く発生し、ビタミンCが不足しやすいと言われています。多くの生き物と違い、人間は体の中でビタミンCを作る力がありません。ビタミンCが不足しないよう、食事などから十分に摂取してくださいね。
次にカリウムについてです。カリウムは身体のバランスを整えてくれるミネラルの一つです。カリウムにはナトリウムを体から排出する効果があるので、塩分の摂りすぎを調整してくれます。お酒を飲んで味の濃いおつまみを食べてしまった時には、しっかりとカリウムを摂取することで、翌日の顔のむくみが解消できます。カリウムは野菜や果物に多く含まれますが水にさらすと流れ出てしまうので、果物など生の状態で食べるのがカリウムを上手に摂取するポイントです。
続いてクエン酸についてです。クエン酸には疲労回復効果があるとされています。運動した後に疲労物質として体にたまる乳酸ですが、クエン酸が十分にあると乳酸が分解されるので、肩こりや筋肉痛に効果があります。また、体の代謝を上げることからダイエットにも効果的とされています。ほかにもクエン酸には、ミネラルを包み込んで吸収しやすくする効果があります。丈夫な骨や歯を作るために欠かせないカルシウムですが、実は吸収されにくいミネラルです。年齢を重ねるとどんどん骨がもろくなっていくので、カルシウムをクエン酸と一緒に摂って丈夫な骨を維持したいですね。
最後にポリフェノールについてです。ザクロにはアントシアニンやエラグ酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。アントシアニンは植物が紫外線などから身を守るために蓄えられている天然の色素です。ブルーベリーにも多く含まれ、視力の改善や眼精疲労の予防に効果があるとされています。エラグ酸はザクロに多く含まれ、その高い抗酸化作用から厚生労働省に美白成分として認められている成分です。ほかにも、細胞が傷つきにくくし老化を防ぐ作用があると言われています。
ザクロの栄養素による効果をまとめると、日焼け予防からむくみ解消、疲労回復、ミネラルの吸収促進、アンチエイジング、病気になりにくくするなど、美容から健康まで幅広い効果があります。さすがスーパーフードとよばれる果物ですね。
ザクロは秋が旬ですが中々スーパーで見かける機会は少ないですよね。もっと身近に、日常的に取り入れたい場合は、ザクロ酢やザクロジュースがおすすめです。ザクロ酢の中には、飲みやすさのためにザクロ酢があまり入っていない製品もあるので、ザクロの効果を求める場合には商品名が「果実酢」になっているものを選んでください。飲みなれていない方にはザクロジュースの希釈タイプがおすすめです。自分の好みの濃さに調整できるほか、牛乳と合わせることでカルシウムの吸収率も高めることができます。輸入食品店やスーパーなどでさまざまなザクロ商品が販売されているので、ぜひスーパーフード、ザクロを生活に取り入れてみてください。
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